「上今泉秋葉台自然緑地」(中心荘近く)で雑木林の保全管理を行っている市民ボランティア団体「海老名の森」が、20周年を迎えた。田村耕三代表が始めた活動が近隣住民を中心に広まり、現在では20人のメンバーが定期的に森の手入れを行っている。
「海老名の森」は同緑地の保全管理を目的に毎月1回会員らが集まり、草木の選定やごみ拾いを行っている。また、植物や野鳥の観察、野外炊飯などのイベントを催し、出会った仲間たちと交流を深めている。こうした活動を広めるため、毎月ニュースレターを作成。手紙やメールなどで多くの人に活動を報告し、5月で220通を超えるという。
団体の設立は1995年。市外雑木林の保全ボランティアに携わった田村代表が、同様の活動を海老名でも出来ないかと考えたことがきっかけ。市に相談したところ、同緑地の保全ボランティアを請け負ったのが始まりだった。
当時は雑草が生い茂り、粗大ごみなども捨てられ荒れ放題だったが、親子で始めた活動で森が綺麗になると、この様子を見ていた近隣住民が自発的に参加するようになっていった。
自然の中で音楽を
同団体は、5月1日(日)に同場所で「森のコンサート」を開催する。ピアノやジャズコーラスの他、草笛による演奏も披露される予定。参加無料で午後1時から。田村代表は「新緑がきれいな森で生演奏を楽しみましょう」と呼びかける。問合せは田村会長【電話】090・6938・1678へ。
海老名・座間・綾瀬版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>