中学生硬式野球チーム「海老名リトルシニア」出身で社会人野球JX-ENEOSに所属する塩見泰隆選手(24)が、10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議で、東京ヤクルトスワローズから4位で指名を受けた。塩見選手は「走攻守」で光る外野手。球団からは即戦力として期待される逸材で、新たなスターの誕生に期待が高まる。
塩見選手は179cm、77kgで右投げ右打ち。中学時代は「海老名リトルシニア」で活躍した後、県内の古豪・武相高校、帝京大学を経て、社会人野球の名門・JX-ENEOSへ進んだ。類まれな身体能力に恵まれ、50mを5・8秒で走り抜ける抜群のスピードを大きな武器とし、今季は公式戦で打率・281、5盗塁を記録するなど安定した成績を残している。
ヤクルトの公式ホームページでは、塩見選手に対して「走攻守、三拍子揃った外野手。守備範囲が広く、打撃はリストが強くパンチ力もあり、1年目からのレギュラー奪取に期待」と高い評価を与えている。弊紙の取材に対して塩見選手は「目標はヤクルトの山田哲人選手ですが、まずは自分の武器でもあるスピードを生かして活躍をします。海老名シニア在籍中、何本もダッシュを行い、地道な練習の成果が今につながったと思います。プロに進んでもその心を忘れずに頑張っていきます。これからも応援宜しくお願いします」と活躍を誓った。
中学時代、塩見選手を指導した海老名リトルシニアの飯塚良二監督は、当時からその身体能力に一目置いていた。「当時のチームは全国8強に進出するなど選手も揃っていたが、中でも足は速かった。ある意味宇宙人みたいだった」と話す。
飯塚監督によると、塩見選手は大学時代にもプロを志したが、度重なるケガもあり断念したという。「社会人に進み人間的にも成長したと思う。ケガをせず日の丸を背負う選手になって欲しい」と期待を寄せた。
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