神奈川県議会議員選挙(海老名市選挙区・定数1)が4月7日に投開票され、現職の長田進治氏(自由民主党)が永井浩介氏(無所属)と舘登志子氏(立憲民主党)を破り、再選を果たした。有権者数10万9084人に対し4万5884人が投票した中、長田氏は2万3299票を獲得し、2氏に大差をつけ勝利した。
市内人口の増加や選挙権が18歳以上に引き下げられた事など、前回選挙に比べ5千以上の投票数を上げた同選挙。現職で3期務める長田氏に対し、同じ保守系で1月末に市議会議員を辞職し県議選に挑戦した永井氏と、2月末に立憲民主党から出馬を表明した舘氏が挑む構図となった。
午後10時47分、長田氏と支援者が集まる選挙事務所に当確の知らせが届くと歓声が沸き起こり、万歳三唱が行われた。長田氏は「今回の選挙は長い戦いであり、皆様にお支えをいただいて、かつてないほどの運動量を展開した選挙でした。この勝利におごらずに今後も取り組みを行っていきたいと思います。また、保守分裂となり、(候補者・支援者が)近しい大人同士です。互いにしこりが残っていがみ合う事は一番良くないので、この結果を持って受け止めてもらえればと思います。本当にありがとうございました」と支援者を前に挨拶した。
翌9日にはレンブラント海老名で報告会が行われ、大勢の支援者が集まった。檀上にあがった長田氏は、自身の後援会長を8年務めた故・杉崎国俊氏の写真を持ちながら挨拶。「大きなご期待をいただいた分、しっかり頑張らないといけないという責任を感じています。改めて初心を忘れずに謙虚な気持ちで取り組んでいきます」と感謝を述べ、最後には感極まり涙を見せる姿もあった。
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