神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

中農高 全6部門を総なめ 農業甲子園で、県制覇

教育

公開:2019年8月16日

  • X
  • LINE
  • hatena
最優秀賞を受賞した中央農業高校の生徒
最優秀賞を受賞した中央農業高校の生徒

 中央農業高校の生徒たちがこのほど、農業高校の甲子園といわれる「学校農業クラブ連盟神奈川大会」の6部門全てで最優秀賞を収めた。県代表として出場する関東大会は、8月23日(金)に海老名市文化会館で行われる。時間は午前9時半から午後2時半までで、誰でも入場可能。

 農業系学校が活動内容や研究成果を発表する同大会。「生産・流通・経営」「開発・保全・創造」「ヒューマンサービス」の3分野に分かれ、それぞれ団体のプロジェクト発表と、個人の意見発表の全6部門がある。このうち同校の養豚部が3部門、食品加工部が2部門、動物飼育活動を伝えた生徒が残る1部門で最優秀賞を受賞した。

養豚業の将来を考える

 同校養豚部は、大手百貨店やSAなどでも販売商品になっている同校オリジナルブランド豚「ちゅのとん」の飼育管理や研究に取り組む。

 今大会では、研究の普及・啓発活動をはじめ、市内の休耕田を利用した「米」や、ビール工場から廃棄される「モルト粕」を使った”国産飼料づくり”を題材に地産地消や環境活動を発表。個人では池田美優さん(2年)が豚肉の製造から販売を通して感じた思いを表現した。

「食育」を伝える

 一方の食品加工部は、市内の耕作放棄地を利用し小麦や大豆を栽培。これをパンや焼き菓子などにし、地域向けの料理教室などを開催している。

 今発表では、これまで小・中学生を対象に行ってきた活動に加え、昨年度からは支援学校の生徒にも拡大し、生産から加工、食生活を通じた”食育”の持論を述べた。個人では石井ほたるさん(2年)が部活動での経験から食を通して動物にも興味を持ってもらい、命の尊さを伝えようと、「動物たちが教えてくれたこと」をテーマに発表した。

 また、人と動物との関わりについて発表した畜産科学科の松澤壱武己さん(3年)も個人で受賞。校内でヤギとヒツジの管理する松澤さんは、動物の個性を活かした馴致をすることで、動物本来の良さを出せると展開した。

海老名・座間・綾瀬版のトップニュース最新6

綾瀬市民の新たな足に

綾瀬市民の新たな足に

シェアサイクル実証実験

11月22日

海老名のイチゴで醸造

海老名のイチゴで醸造

廃棄果実に着目

11月22日

綾瀬をミュージカルに

綾瀬をミュージカルに

歌と踊りで名所を表現

11月15日

県ベスト介護セレクトに

海老名市「シェ・モア」

県ベスト介護セレクトに

「サービスの質」向上で

11月15日

綾瀬拠点に全日本4連覇

綾瀬拠点に全日本4連覇

工業団地のチーム「7C」

11月8日

自転車「ながら運転」厳罰化

自転車「ながら運転」厳罰化

改正道交法が施行

11月8日

緑のある暮らしをサポート

剪定・刈込・伐採など植木のお手入れ承ります!

https://ueki-ya.com/

至高の休日スタイル 

神奈川・東京の注文住宅専門会社「RayCraft (加藤工務店)」

https://kato-koumuten.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 11月22日0:00更新

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

海老名・座間・綾瀬版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook