生まれつき脳の一部の機能に発達の遅れや凸凹があり、乳幼児のうちから症状が現れるとされている「発達障がい」。近年はモデルや元アナウンサーらが診断を受けたことを告白するなどして「大人の発達障がい」も注目されている。
そこで、父親の目線で福祉を考える「海老名おやじの会」が2月16日(日)、一般市民向けに「発達障がい」についての勉強会を市文化会館で開催する。午前10時から正午まで。資料代300円。保護者や当事者、教職員など、誰でも参加可(定員50人)。
今回講師を務めるのは、発達障がいと知的障がいのある息子の父親であるとともに、一昨年、自身も発達障がいと診断された同会会長の阿部洋秋さん。「障がい児の親」と「当事者」の双方の立場から、過去・現在のリアルな体験や未来について語る。そのほか、早期発見や適切な支援の必要性、自己理解、法制度などを紹介する。
阿部会長は「発達障がいはその特性上、見た目で判断しづらいため、社会的な理解が十分とはいえない。そのため当事者への配慮が足りず、人間関係や就労で生きづらさを感じ、うつや引きこもりなどの二次障がいを引き起こすケースも多い。社会全体で理解が深まり、多様性を認め合える社会になれば」と話す。
参加希望者は、名前・居住する市町村名を明記の上、【メール】2020@ebina-oyaji.comで申込みを。
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