綾瀬市内の市民活動団体「綾瀬でオペラを!の会」「あやせまちづくり大学」「AIFAあやせ国際友好協会」の3団体が共催で、今年9月にオペラ本公演に向けたソリストオーディションを実施する。
この3団体は文化芸術、まちづくり、国際交流と活動の分野こそ違うものの、日ごろから連携交流している。
その中で綾瀬市文化会館が2021年に開業40周年を迎えることが話題となり、オペラ用設備「オーケストラピット」を備えた大ホールでのオペラ本公演に向けて機運を高めていった。
3団体は共同で綾瀬市の市民活動応援補助金事業にこの企画を提案して採択を受けた。今年度はオーディションのほかオペラにちなんだ国際交流やワークショップ型絵画展も企画している。
開催を目指す市民オペラは2021年秋の開催予定で、演目はモーツァルト作曲で子どもから大人まで広く世界で愛される『魔笛』。
オーケストラによる本公演で、歌はドイツ語。セリフは日本語で、17人のキャストをオーディションで選考する。応募は8月3日から28日まで。オーディションは9月13日に綾瀬市オーエンス文化会館で実施する。音楽専門課程を修了か同等の人が対象。出演謝礼ありでチケット販売のノルマはない。
オーディションや公演の問い合わせは、綾瀬でオペラを!の会の内村由生子さん【携帯電話】090・4202・6724へ。
綾瀬でオペラを!の会は、文化会館の自主事業として開催された2010年の市民オペラ「カルメン」(日本語抜粋版)の上演後に発足した。
その後2年をかけてプロの歌手と市民が共演する市民参加型本公演を2012年と15年、17年にも実現させている。ワークショップや講演などを丹念に繰り返すのが特徴で、19年夏には2年後の本公演に向けた『魔笛』のワークショップ公演も成功させている。
代表の内村由生子さんは「コロナの影響で文化芸術の分野も打撃を受けている。オーディションは本公演への第一歩」と、来秋の本公演に向けて意欲を示している。
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