座間市内の小学生軟式野球、座間パワーズ(平内兼二代表)の宮坂晃平くん(立野台小6年)が、12月に開催予定の「NPB12球団ジュニアトーナメント2020」に、ジャイアンツ・ジュニアの一員として出場することになった。
「レギュラーめざす」
このトーナメントは日本野球機構とプロ野球12球団が子どもたちに「プロ野球への夢」という目標をより身近に感じてもらうため、2005年から毎年開催している。
12球団の各チームが本拠地周辺の軟式野球の小学生を対象に選考会を実施してチームを編成し、大会に臨む。
読売ジャイアンツの今年の選考会には190人が参加。8月5日と11日に1次選考会、13日には2次選考会が行われ16人の選手が選出され、宮坂くんもそのメンバーに入った。
宮坂くんは4人きょうだいの長男で穏やかで優しい性格。幼稚園年長から野球をはじめ、6年生でありながら身長168センチ、体重64キロの体格に恵まれている。
ポジションは捕手。場面によっては投手としてマウンドに立つこともある。中軸を担う打撃では、ランナーを置いた場面でもセンターから右方向に強い打球を意識するなど、大型の右打者として大器の片りんをのぞかせる。
パワーズ監督の浜崎匡望さん(41)は「野球が好きで意識も高い。レベルの高いところでも主力として活躍してほしい」とエールを送る。
宮坂くんは「すごい人たちと一緒にやれるのが楽しみ。レギュラーを目指してがんばりたい」と、10月から始まる合同練習を前に期待を膨らませている。
ジャイアンツジュニアの監督は巨人軍元投手の西村健太朗さん。10月上旬に結団式が行われ週末などに練習を行い、12月29日から31日に神宮球場と横浜スタジアムで開催される12球団トーナメントに備える。
2018年ドラフトまでに、この12球団ジュニアの本大会に出場した35人がプロ入りを果たしている。
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