海老名市の甘利真美さんが脚本、作曲、演出、主演を手掛ける創作オペラ「舞姫」が11月29日(日)に海老名市文化会館小ホールで上演される。
甘利さんは市内中学校の音楽教諭として勤務経験があり、子ども向けミュージカルの指導や作曲を行ってきた。作曲、出演を自ら行い、オーケストラを設けない、日本語によるオペラ上演を2005年に開始。今回は14年に上演した「舞姫」の改訂版初演となる。
「コロナ禍でも海老名でオペラを」と6年ぶりに立ち上がった甘利さん。先行きが見えない中でも出演者3人で6月から準備を進めてきた。「コロナで疲れた心を癒すオペラにしたいと思った」と甘利さんは話す。
森鴎外の原作には幼少期から親しみ、こだわりも強い。改訂版では、甘利さん演じるエリスや国家権力をめぐる男たちの心情に特に焦点を当てた。豊太郎役の吉田連さんは「オペラで日本人を演じる機会は少ないが、役に共感できる部分が多い」と話す。相澤役を演じる二期会の大川博さんは「歳を重ね相澤の狡猾さもより理解して表現できている。男2人のかけあいをぜひ見てほしい」と自信を見せた。
午後1時開演。全席自由4500円(前売4000円)。(問)海老名芸術プロジェクト【電話】046・232・3194
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