ロータリークラブ
ロータリークラブは1905年、シカゴで弁護士として働いていたポール・ハリスが、様々な分野の職業人が知恵を出し合い、生涯にわたる友情を培うことのできる相互扶助と親睦の場をビジョンに掲げて、地元の職業人仲間を集めて設立した。集会を会員の事務所を「輪番」で順番に開くことから「ロータリー」と名付けられた。
日本で最初のロータリークラブは、1920年に設立された東京ロータリークラブ。1940年には第二次世界大戦の影響で国際ロータリーから脱退したが、戦後の1949年に復帰した。
ロータリーの活動は「平和の推進」「疾病との闘い」「水と衛生」「母子の健康」「教育の支援」「地元経済の成長」「環境の保護」の分野に重点を置いている。また伝染病ポリオの撲滅を掲げて長年取り組む。
職業人の集まりだという設立の経緯から「職業奉仕」を重んじ、一人ひとりが事業を通じて奉仕の理念を実践することが奨励されている。
メンバーが集う例会は基本的に週1回の昼に開催されている。
ライオンズクラブ
ライオンズクラブは1917年、シカゴの実業家メルビン・ジョーンズが助けを必要としている人々への奉仕を目的として各州の代表に声をかけて設立。名称は動物のライオンにちなみ、「自由を守り、知性を重んじ、我々の国の安全を図る」というスローガンの英文の頭文字を並べたものでもある。
日本で最初の東京ライオンズクラブが結成されたのは1952年。終戦から7年後だったが、日米決戦の舞台となったフィリピンのマニラライオンズクラブが「日本とフィリピンが再び手を携えるために」と結成に導いた。
「We Serve(我々は奉仕する)」を理念とし、個人だけではなくクラブのチームワークを発揮して奉仕するという点に特徴がある。主力事業として「糖尿病」「視力保護」「食料支援」「環境保全」「小児がん」を挙げており、特に視力保護については1925年にヘレン・ケラーがクラブに支援を呼びかけて以来、援助に注力している。
例会は基本的に月に2回の夜に開催。
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