海老名市立海老名中学校の吹奏楽部(上高原拓也顧問・部員85人)が、9月5日、横須賀市のよこすか芸術劇場で行われた「第27回東関東吹奏楽コンクール」の中学A部門(50人以内編成)で金賞(3位)を受賞し、上位3校に与えられる全国大会の出場権を手にした。同校は10月23日に愛知県の名古屋国際会議場で行われる全日本吹奏楽コンクールへ出場する。
海老名中学校吹奏楽部としての最高順位は2019年の東関東大会金賞(5位)で、「去年を越える」を目標にしていた20年はコロナ禍で開催されなかったため、今年は「先輩の想いを引き継いで全国出場」を目標に大会へ臨んでいた。
東関東の予選として開催された県大会では優勝を目標にしていたが、惜しくも1点足らず2位に。東関東では県のような悔しい思いをしないようにと部員全員で練習に打ち込んできた。
迎えた東関東大会はコロナの影響で合奏練習が充分にできなかったが、「パートごとの練習時間を増やしていたため、個人のスキルが上がっていた」と吉原詩恵部長。自由曲の山場では自分たちの演奏で涙が出そうになるほど、感情の乗った演奏ができたという。
同校の全国大会出場は初めてで、海老名勢としても初。神奈川県としても6年振りの出場。
吉原部長は「最高の演奏だったと思ったが、振り返ってみると改善点ばかり。これを伸びしろだと思って練習し、全国では関東勢のトップに立ちたい」と話した。上高原拓也顧問=人物風土記で紹介は「コロナ禍で一昨年の半分ほどの練習量になっているが、よくここまで完成させたと思う。全国までの1カ月で悔いない演奏をできるようにしたい」と話した。
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