海老名市立海老名中学校の吹奏楽部(上高原拓也顧問)が、10月23日に愛知県名古屋市で行われた「第69回全日本吹奏楽コンクール」の中学校の部で金賞を受賞した。同校の全国出場は初めてで県勢としての出場も6年振り、さらに金賞は15年ぶりの快挙となった。
海老名中学校吹奏楽部は全国大会の中学校の部(前半の部)に出場した。全国の予選を勝ち抜いた30校が前後半に分かれて演奏し、各4校に与えられる金賞をめざして舞台に上がった。
海老名中は2019年の東関東大会金賞が過去最高成績で顧問も全国出場の経験はない。3年生の吉原詩恵さんは「全国出場が決まった9月末から手探りの状態で準備を進めた」と話す。
今年同部が自由曲に選んだのは「吹奏楽部のためのエッセイII」。4つのパートで構成され、技術はもちろん、感情の表現がカギを握る難しい曲だった。県央大会は「ミスなく演奏することに集中しすぎた」と反省する場面もあったが、県大会から東関東大会へとコンクールで披露していくうち「自分たちの感情を乗せて演奏できるようになっていった」という。
吉原さんは「東関東大会は自分たちの全力を出せたと思ったが全国ではそれ以上の力が出せた。点数にしたら300点」と喜んだ。吉原さんから部長を受け継いだ2年生の阿部いち花さんは「初出場で金賞を取った先輩の後を継ぐのはプレッシャーだけど必ずいい演奏で2年連続金賞を受賞したい」と話していた。
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