海老名市の中新田小学校を拠点に活動するドッチボールチーム「中新田ファイヤーズ」(棚橋亜紀監督)が、3月27日に広島県で開催される全国大会に出場する。チームでは、コロナ対策により交通費や宿泊費がかさむことから、資金調達としてアルミ缶の寄付を募っている。
中新田ファイヤーズには、幼稚園年長から小学6年生まで43人が在籍し、海老名市内のほか綾瀬市、寒川町、座間市、二宮町、平塚市からも児童が通っている。練習は毎週土曜日に中新田小学校で行っている。
昨年秋の県大会で優勝し、神奈川県代表として3月の全国大会へ出場を決めた。春の全国大会に出場するのは、2014年以来2度目。
チームでは活動資金を集めるために、昨年5月からチーム内で空き缶集めを行っていた。しかし大会会場の広島への移動手段は新幹線で、宿泊もコロナ対策で大部屋ではなく一人部屋となるため費用が通常の遠征より大幅にかかる試算となった。そこで、幅広くアルミ缶の寄付を募ることにした。目標は550kgで、およそ10万円相当になる。
監督の棚橋亜紀さん(38)は海老名高校出身で、当時文化祭で花火をあげるためにアルミ缶を集めて資金とした経験があったことから、今回の寄付のアイデアを思い付いたという。
寄付を受け付けるのは、2月20日(日)午前9時から午後5時、26日(土)午後1時から午後5時、27日(日)午前9時から午後5時。事前連絡不要で、中新田小学校体育館に直接持参する。別日での対応も可能で、量が多い場合には引き取りも可能。
キャプテンの藤見理希さん(中新田小6年)は「神奈川県代表となったからには、県内チームの熱い思いも背負って、全力を出して、目標にしてきた全国制覇を必ずやり遂げたい」と大会のホフを述べた。棚橋監督は「コロナ禍で、地元に愛されるチームになりたいと強く思い、地域のせい総活動を通して地元の方々との交流も深まった。今回は、皆様に全国大会に出場する報告も兼ねて寄付の呼びかけている」と協力を求めた。
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