自民党前幹事長で衆院神奈川13区を地盤とする甘利明代議士が9日午前、海老名駅東口で行われた参院候補者の街頭演説に姿を見せ、前日に奈良市内で銃撃されて死去した安倍晋三元総理への思いを語った。
地元関係者が周囲を警戒するなか、上下スーツにネクタイ姿で、左腕に大きな喪章を着けてマイクを握った甘利氏は、「昨日、安倍元総理がテロリストの凶弾に倒れた。安倍元総理は盟友であり政治の師だった」と述べ、安倍内閣で進めたTPP(環太平洋経済連携協定)や経済政策「アベノミクス」を回想し、安倍氏の死を悼んだ。
その頃、早朝に奈良県内の病院を出発した安倍氏の遺体を乗せた車が、東名高速道を通り都内の自宅に向かっていた。この演説を終えた甘利氏は、そのまま安倍氏の弔問に向かった。
甘利氏は2006年の第1次安倍内閣で経済産業大臣を務めて以来、安倍政権下で経済閣僚や党役員を歴任した。
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