7月10日に開票された第26回参議院選挙は自民が63議席を獲得して大勝。野党では維新が議席増、立民、国民、共産は減となった。本紙発行の海老名市、座間市、綾瀬市(有権者総数約29万人)の開票結果をまとめた。
投票率
選挙区の全国投票率は52・05%で前回2019年の参院選挙と比べ3・25ポイント増えた。神奈川県は54・51%で同5・78ポイント増、3市は左表の通り。海老名は県内58投票区のうち14番目で県平均より高い57・45%、座間は49番目、綾瀬は51番目だった。
選挙区
選挙区では、自民の三原じゅん子氏が海老名、座間で最多。綾瀬では公明の三浦信祐氏が三原氏を上回った。立民の水野素子氏は海老名、綾瀬で共産の浅賀由香氏を抑えたが、座間では浅賀氏が優位だった。
維新の松沢成文氏は3市で自民の浅尾慶一郎氏を上回り、海老名では三原氏に次ぐ得票数だった。甘利明代議士が選対本部長を務めた浅尾氏は3市で4番目の得票だった。相模原市議を2期、県議4期目の半ばで初めて参院選に挑んだ立民の寺崎雄介氏は座間市で7番目、海老名と綾瀬では8番目の得票数だった。
比例代表
比例は、3市とも自民の得票率が3割を超えた。綾瀬では自公の得票率が5割を超えた。野党では維新が海老名、座間で自民に続き、立民は維新に水をあけられた。
候補者別では、約53万票を集めて全国トップとなった自民の新人で人気漫画「ラブひな」の作者、赤松健氏が海老名で838票、座間で678票、綾瀬で393票を集め、抜け出た。
自動車総連出身の国民民主、浜口誠氏は海老名で622票、座間で570票、綾瀬で472票。全国3位の立民、辻本清美氏は海老名で512票、座間で414票、綾瀬で243票。全国5位で郵便局長会を支持母体に持つ自民の長谷川英晴氏は海老名138票、座間105票、綾瀬99票だった。
NHK党の東谷義和(ガーシー)氏は海老名267票、座間で308票、綾瀬152票、自民の青山繁晴氏、片山さつき氏、今井絵理子氏、社民の福島瑞穂氏、公明の横山信一氏、上田勇氏も3市で三桁を集票した。
国政初議席を獲得した参政党は3市で社民とNHK党を抑え、れいわに迫った。
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