海老名・座間・綾瀬版
公開:2022年9月16日
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海老名市今里の豆腐製業の富塚商事(富塚政和社長)が9日、自社製の十五夜豆腐「月見の宴」を市内13小学校、全児童7111人に配布した。
これは、中秋の名月に豆腐(大豆)を供え大地の恵みに感謝を表す十五夜の風習をもとに、「四季折々の風習を大切にしながら、食べ物の本当の味わいを覚えてほしい」という思いが込められており、16回目を数える。
この日は海老名市立中新田小学校(檀浦かおり校長)で贈呈式が開かれ、富塚社長の妻・和江さん(68)、侯介さん(44)、悟郎さん(28)が3人が訪問。同校6年生の代表児童7人に内野優市長、伊藤文康教育長らと豆腐を手渡した。
あいさつに立った侯介さんは「みなさんにお渡しするために作りました。ハンバーガーもいいけど、お月見では豆腐も食べてくださいね」と話した。
これに対し、児童を代表して松本七海さんは「毎年、私たちのためにありがとうございます。家族全員、富塚さんの豆腐が大好きです」と感謝を伝えた。
このほか同社は、毎年1月に市内中学校3年生全員の新たな旅立ちに向けて、願いが叶うようにと「合格祈願豆腐」の配布も行っている。
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