座間市議会の第39代議長に就任した 荻原(おぎはら) 健司さん 座間市相模が丘在住 50歳
誇れる「座間」めざして
○…議会運営を担う議長就任にあたり、「無関係であっても無関心ではいけない。市民の皆さんに関心を持ってもらう議会づくりに取り組みたい」と決意を新たにする。議員個々の質問一つにしても分かりやすさを訴え、「端的に伝えようとする意識改革が必要」と語る。議会は、座間市の未来を見据えた施策や予算、事業の最終的な議決を行う場とし、職責の重さを受け止めている。
○…国会議員の秘書を12年間務め、2012年の市議選で初当選。現在3期目。「政治は生活そのものである」とする考えから、市民の声に傾聴する姿勢を一貫してきた。要望や質問に対しては、説明責任を負うことが議員本来のあるべき姿として捉え、「成長の糧になるから」と、自分の言葉で伝えることに重きを置く。「おぎちゃん、ちょっと聞いてよ」と呼ばれたら、すぐに動けるフットワークの良さも備える。
○…幼少期から高校卒業まで、俊足を武器にサッカーに打ち込んだ。メキシコW杯で、アルゼンチンを優勝に導いたマラドーナは憧れの存在でプレーを参考にするほど引き付けられた。8年前から指導する地域の小学生サッカーチームでは「おぎコーチ」の愛称で親しまれ、「将来は日本代表になれるぞ」と子どもたちの背中を押す。家族は妻と「可愛くて仕方ない」と溺愛する小学1年の長女の3人。
○…少子高齢化が進む昨今の状況を踏まえ、自治体の人口減少が叫ばれるなか、「誇れるまちづくり」の重要性を説く。あの手この手で、流入人口の競争にある風潮を例にあげ、「人口減解消の本質は別にあるのでは」と見る。「生まれ育った自分のまちを誇れるようになれば、座間はもっともっと良くなる」と力を込める。
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