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海老名市議選 新人10人が当選 宇田川氏がトップ

政治

公開:2023年11月16日

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トップ当選を決めて喜ぶ宇田川氏(中央・右は長田進治県議と義家弘介代議士)
トップ当選を決めて喜ぶ宇田川氏(中央・右は長田進治県議と義家弘介代議士)

 市長選挙と同日実施の海老名市議会議員選挙は、定数22の半数に迫る新人10人が当選し、自民党公認で市議会議長の宇田川希氏(50)が2期連続トップで4度目の当選を決めた=表参照。投票率は過去最低の47・27%で前回2019年を3・76ポイント下回った。

 定数22に対して現職15、元職1、新人17のあわせて33人が出馬した。平成以降では最多、2011年に定数24から22となって以降、30人を超えたのは今回が初めて。市長選と同様に目立った争点はなかったものの、無所属10人、政党公認7人の新人17人が出馬して政策を提起するなど、現市政で顕在化する課題も少なからず発露した。

 新人17人のうち政党公認の7人は全員当選したが、無所属は当選3人の狭き門に。無所属新人では大塚真樹氏(48)の2091票が最多得票で全体の8番目、有井亜衣子氏(42)は1485票を集め15番目、森英之氏(38)は1483票で16番目に入った。現職は3人が議席を逃し、元職1人は復帰できなかった。政党別では公明党が3人、立憲民主党と日本共産党、日本維新の会がそれぞれ2人、自民党と参政党が各1人当選した。

 トップ当選の宇田川氏は、「コロナ禍でこの4年は思うように活動ができず厳しい選挙だった。自民党唯一の公認候補として、報道を見るたびに支持率の低下があり不安だった。市議の立場で市政をチェックし、皆さまの生活を豊かにしていきたい」と、支持者を前に安堵の表情を浮かべた。

 当選した新しい市議の任期は11月15日から4年。改選後の海老名市議会は11月22日に臨時会を開き、正副議長などを決める予定。

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