任期満了に伴い2024年夏に実施される綾瀬市長選挙に、元市議会副議長で新人の笠間昇氏(52)が無所属で出馬する意向を明らかにした。同選の出馬表明は笠間氏が初めて=12月15日起稿。
笠間氏は、今年4月まで3期12年にわたり綾瀬市議を務め、今春の同市議選には出馬せず引退した。引退の理由について笠間氏は、「議員としてではなく、一市民になって市民の本音の声が聞きたかった。次の市長選に出ることが頭にあった」と述べ、市長選への出馬を念頭に置き市議を引退したと明かした。
市長選への出馬を決意した理由については、「古塩市政が進める総合計画をより肉厚にして、今後の分水嶺になる道の駅を早期に整備したい」と述べ、「道の駅の整備が進まないことにもどかしさを感じていた」とした。道の駅については、「新型コロナウイルスで受けたダメージから立ち直ろうとする地域のシンボルにもなり可能性を感じている」との認識を示している。
次期市長選への意向を明らかにしていない現職の古塩政由市長(72)=2期については、「市議時代から一貫して古塩市政を支持してきた。それは今も変わらないが、それよりも綾瀬市をより良くしたい気持ちが強い」とした。具体的な政策は今後、発表するという。
笠間氏は2011年の市議選に無所属で出馬して初当選。15年と19年は自民党公認でトップ当選を果たした。71年、綾瀬市生まれ。海老名高校卒、同市早川在住で不動産賃貸業の経営者。
同市の12月1日時点の選挙人名簿登録者数は6万7572人。前回19年の市長選は無投票だった。24年の市長選挙の日程は未定。
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