綾瀬市立綾南小学校5年生の富坂紡希(つむぎ)さんが、「第34回MOA美術館全国児童作品展」の絵画の部で金賞を受賞した。静岡県熱海市にある同美術館で、1月28日に行われた表彰式で賞状を受け取った。
この作品展は、子どもたちの豊かな心を育てることを目的に1989年から行われている。同美術館を運営する(公財)岡田茂吉美術文化財団の主催で、絵画と書写の2部門がある。今年度は絵画の部に約13万6000点の応募があった。
作品タイトルは「あふれる音の世界で」(=写真右)。額縁の中の音に囲まれた空間で、大好きなピアノを演奏している自分を描いた。陰影をつけて立体感を出す工夫を凝らし、色合いや鍵盤を弾く手の形にもこだわった。県内の金賞受賞者は富坂さん1人という。
富坂さんは、妹の千絃さん(同校2年)が工作や絵画を習っていることがきっかけで、4年生の夏から同じ教室に通い始めた。金賞について富坂さんは「受賞できると思っていなかったので驚いたけど嬉しかった。時間をかけて描いた作品なので、金賞をもらえて良かった」と話した。
今年度の同作品展では、海老名市立上星小の大髙優奈さん(6年)が銀賞、同有馬小の芝美音さん(4年)と座間市立立野台小の石井智与花さん(4年)が入選を受賞している。
|
<PR>
海老名・座間・綾瀬版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>