暑さ指数が一定値に達する場合に出される環境省の「熱中症警戒アラート」が、神奈川では7月4日から8日まで続いた。昨年は7月下旬にかけて熱中症搬送数が大幅に増えた経緯もあり、今年も警戒が必要だ。
気象庁の30年間平年値では、7月の海老名の最高気温は30度。今年は7月4日に35度、8日に37度と猛暑日が続いた。関東甲信越の9月までの気温は「高い見込み」となっている。
海老名・座間・綾瀬の各消防本部の7月の熱中症搬送は5日時点で一桁にとどまるが、昨年は7月末までに海老名で67件、座間で31件、綾瀬で17件にのぼった。これから月末にかけて搬送が急増する可能性があり、暑さを避けてこまめな水分補給をするなど注意が必要だ。座間市消防本部では「窓を開けて換気する人もいるが外は熱風ということもある。しっかりエアコンを入れて命を守ってほしい」と話す。
こうした中、県は「かながわクーリングスポット」を発表した。海老名市では、かながわ農業アカデミー(杉久保北)の本館1階が平日利用できるほか、相模三川公園と座間市の谷戸山公園のパークセンターを指定している。座間市は熱中症予防の一環でスカイグリーンパークのパークゴルフ場の夜間営業を始めた。整備用の照明を活用し、涼しい夜間にプレーしてもらう期間限定の取り組み。受付はプレー当日の午後7時まで。
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