海老名・座間・綾瀬版
公開:2024年8月6日
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海老名市社家の水田に8月3日午前11時ごろ、米軍のヘリコプターが不時着した。怪我人や建物への被害はなく、ヘリコプターはその後、離陸した。
現場の周辺には高圧電線があり、物流施設や工場、老人福祉施設、学校が立地。東名高速道路や圏央道、JR相模線にも近接する。
不時着時に現場の近くにいた住民は「普段のヘリコプターより鈍い音がしていた。上空を低高度で旋回し、ゆっくりと着陸したので、安全に降りられる場所を探していたのだと思う。機体の大きさは大型トラック程度」と話した。現場に駆け付けた警察からエンジントラブルの発生が伝えられると、次第に立ち入り禁止の区域が拡大したという。
不時着から2日後の8月5日、水田では青々とした稲の一部がつぶれされ、茶色に変色していた。
同日には、防衛省南関東防衛局の末富理栄局長が海老名市役所を訪れ、内野優市長に謝罪。内野市長は国や米軍への抗議とともに、被害補償への対応や原因究明、安全対策の徹底などを求めるとコメントした。
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