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泌尿器科Q&A 中高年に多い「腎臓がん」 取材協力/相武台メディカルクリニック
血液をろ過して尿をつくる腎臓に発症する「がん」は症状が出にくいことから、定期的な健診が肝要だという。相武台メディカルクリニックの工藤治院長に、腎臓がんの症状や注意点について話を聞いた。
―腎臓がんについて教えてください
腎臓がんは、50代から70代の中高年に多く見られる悪性腫瘍です。血尿や側腹部の痛み、発熱、体重の減少などの症状もありますが、早期発見には画像による検査が最も有用です。健康診断の超音波検査やCT検査で偶然発見されることが多く、無症状で見つかるケースが大半以上を占めています。
発生の危険因子には肥満や高血圧、喫煙などの生活習慣が明らかになっており、透析を受けている人の罹患率も高い傾向にあります。
腎臓は血液によって運ばれる老廃物をろ過し、尿として排出する役割だけでなく、血球を増やしたり血圧の調整も担う大切な臓器です。浮腫みや尿量の減少、貧血などは腎機能低下のサインです。専門医に相談を。
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