自民党総裁選(9月27日投開票)は、衆議院の解散・総選挙の時期が1つの論点となっている。新設の神奈川第20区(相模原市南区・座間市)では、現職と新人2人による三つ巴の争いが予想されている(9月24日起稿)。
区割り改定法の施行で新設された神奈川第20区では、自由民主党が現職の甘利明氏(74)、立憲民主党は新人の大塚小百合氏(44)、日本維新の会は新人の金子洋一氏(62)を擁立する。
自民・甘利氏
自由民主党前幹事長の甘利氏は当選13回。区割り変更に伴い20区を選択した。「物価高を超える賃上げについて中小企業を含め環境整備にあたる。国、県、市の連携を強化し財政と施策実行の効率を上げていきたい」と話す。
立民・大塚氏
大塚氏は、立憲民主党県20区総支部長で国政に初挑戦となる。「子育て世代当事者、高齢者施設で施設長だった経験を生かし、持続可能な社会保障制度の見直しに力を注ぎたい。現場の立場で暮らしに寄り添った声を届けたい」と話す。
維新・金子氏
元参院議員の金子氏は、衆院選に初めて挑む。「『まずは減税』を掲げて戦う。経企庁や大学教授、官庁エコノミストとしての経験を活かし、消費税5%への減税、子どもへの減税、現役世代の社会保険料の引き下げに取り組む」と話す。
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