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泌尿器科Ｑ＆Ａ 「血尿」放置しないで 取材協力／相武台メディカルクリニック
海老名・座間・綾瀬版
公開：2024年10月18日
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工藤治院長
赤や茶色のおしっこが出たり、健康診断で「尿潜血陽性」と判定されたことはありませんか。これらは尿に血液が混じる「血尿」で相武台メディカルクリニックの工藤治院長は「放置しないで診察を」と話している。
―血尿ついて詳しく教えてください
血尿には、目で見て確認できる「肉眼的血尿」と、健康診断の検査で発見できる「顕微鏡的血尿」の２種類に分類されます。肉眼的血尿は、赤色やピンク色だけでなく尿に血液が混じってから時間が経つと茶色に変色することもあります。
血尿は、腎臓で作られた尿を膀胱に運ぶ尿管の疾患。尿管や尿道など排尿時に血液が混入するケースに分類されます。これらのケースから膀胱炎や腎盂腎炎、尿路結石などの疾患が疑われます。顕微鏡的血尿の中には、がんを疑う重要なサインとなることも少なくありません。尿検査で尿潜血反応が指摘された場合はさらに検査が必要となります。血尿は自覚症状がないこともあります。異常を感じたら専門医を受診してください。
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