意見広告 まぼろしのローズガーデン 綾瀬市議会議員 安藤たえ子
先日蓼科のバラクライングリッシュガーデンを見学しました。平日にもかかわらず観光バスや車で訪れる人でにぎわっており、私は四季折々に何度か見ています。
バラのシーズンはもちろんすばらしい眺めですが、他の季節もそれぞれに美しく今は大輪のダリアやクロッカス、寄せ植えのコンテスト、ハロウインのしつらえなど楽しく園内を満喫しました。
このようなガーデンが綾瀬市に誕生するはずでした。横浜のイングリッシュガーデンよりもいくらか広くて監修者の河合さんは「横浜よりもいいものにする」と語っておられました。
何年も前から構想を重ねバラを育成し来年の5月にオープン予定であったガーデンはまぼろしとなりました。
いわゆる名所旧跡などの無い綾瀬市に公園の再整備計画によって「観光事業として」「進化する公園として」ローズガーデンがすすめられてきました。
いよいよ5月にオープンし、今後横浜の花博とも連携する予定という時を迎えての突然の自民党最大会派の動議による事実上の反対によりローズガーデンは「ふつうの公園」に変わりました。
私が特に問題だと思ったのは23年3月以来関連の議案すべてを可決してきていたのに、また9月議会で本会議でも委員会でも可決したものを突然最終日に動議の形で否決したことです。「ふつうの公園」にしたいのならなぜもっと早くそうした議論を展開して反対の意思を見せなかったのか、ここにきての急な否決は暴挙としか思えません。
今まで積み重ねてきた職員やボランティアさんの気持ちをかんがえると胸が痛みます。数の力にまかせての手法は市民の理解を得られるのでしょうか?市民のためになるのでしょうか?おおいに疑問です。
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