綾瀬市の観光をテーマにしたミュージカルコメディ「あやせGOTOハッピー」が11月10日にオーエンス文化会館で上演された。市内の名所を巡る物語で、プロの役者陣と綾瀬音頭保存会(三橋秀子会長)が共演した。
作品を手掛けたのは、三宅裕司さんが主宰する劇団スーパー・エキセントリック・シアター。綾瀬市の小学校に着任した先生が、同僚と市内の観光スポットを巡るストーリーだ。光綾公園の桜や城山公園のバラ、夏の大納涼祭、白熱のマラソン大会シーンもあり、神崎遺跡公園では大昔にタイムスリップする。
ミュージカルは、市の指定事業として同館指定管理者の(株)オーエンスが市内小学校2校での上演も含めて主催。これまで市民ミュージカルの脚本や演出を手掛けてきた同劇団にあらためて演出協力や制作を委託した。演出の山崎大輔さんは「知らない場所には行ってみようと報恩寺や市内の小学校なども見に行きました」と話す。
以前も同タイトルの市民ミュージカル作品はあったが、新しい脚本は市役所生涯学習課などが監修し、市内観光スポットの情報も盛り込んだ。劇中には綾瀬音頭保存会の3人も登場。地元に踊りを広めたいという思いで共演が実現し、都内での稽古にも参加した。本番では会員が観客に踊りを解説し、役者たちと輪になる一幕も。
同館での2回の公演には計80人ほどが来場。20曲ほどの歌や踊りで魅せた役者たちに、惜しみない拍手が送られた。
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