国民体育大会ゴルフ競技 堀川さんが2連覇 2日目猛追し逆転優勝
都内で8日まで開催されていた第68回国民体育大会のゴルフ成年男子個人部門で中河内の大学生・堀川未来夢(みくむ)さん(20)が優勝し、昨年開催された「ぎふ清流国体」に続き2連覇を達成した。
昨年は国体優勝や関東アマ優勝など好成績を上げていたが、今年は調子を上げきれずに苦しいシーズンのまま臨んだ今大会。ゴルフ競技は2日間の日程で行われ、36ホール(18ホールを2日間)を合計スコアが少ない順に順位が決定する。初日は2連覇のプレッシャーからかスコアを70とし4位タイにつけた。
迎えた2日目は、前半を終えてトップとは4打差。優勝が難しい状況になり、「気楽に行こう」と肩の力が抜けたのが奏功し、10番ホールでバーディー、12番では2打目をピン横2mにつけイーグルを奪った。その後14番でもイーグルを奪い後半7アンダーの29という驚異的な数字を叩きだし、終わってみれば63で2位に3打差をつけ頂点に立った。
堀川さんは「実力以上のスコアが出た。連覇出来てうれしい」と振り返ると、父・悟さん、母・桂子さんは「29はあり得ない。今年は苦しんでいたのでうれしい」と話した。
3歳の頃からゴルフクラブを握り、小学校4年生から競技ゴルフをはじめた堀川さん。「ゴルフは人間性を高めるスポーツ」と悟さんの指導の下、ゴルフ漬けの毎日を送ってきた。現在は日本大学ゴルフ部の3年生。
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