湯快爽快ざま店 「メッセージを浮かべて」 温泉にヒノキ札
広野台にある「湯快爽快ざま店」では、三重県の世界遺産、熊野古道が通る森林の間伐材で作ったメッセージ札を浴槽に浮かべるイベントを、きょう3月23日(金)から行っている。
これは三重県尾鷲(おわせ)市にある温浴施設「夢古道おわせ」が、熊野古道で採れる間伐材を活用して森林保護活動を進めようと4年前に発案したもの。林業の盛んな尾鷲市では、森林の過密を防ぎ木の生育を促すための伐採で出た間伐材を、様々な方法で再利用している。
当初は世界遺産風呂と称して間伐材の尾鷲ヒノキを浴槽に浮かべる企画だったが、その後、ヒノキを札にしてメッセージを書き込み浮かべる「100のありがとう風呂」に発展。口コミが広がり全国の温浴施設で催事に使われるように。昨年の敬老の日には99店舗が参加した。夢古道おわせが各店にヒノキ札を1枚150円で提供している。
12周年を迎える湯快爽快ざま店でも今回初めて賛同し、来館者にメッセージを募集した。きょうから4月15日(日)まで浴槽に浮かべている。担当者は「メッセージとヒノキの香りをお楽しみください」とコメントしている。
問い合わせは同店【電話】046・254・1126まで。
![]() ヒノキの香り(写真は同店提供)
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