鈴鹿明神社 手作りのしめ縄が完成 氏子が稲から育て製作
鈴鹿明神社(古木章祐宮司)の氏子で構成される「鈴鹿明神社しめ縄奉納同志会」(野口利夫会長)が、新年を前にした12月13日、神社境内でしめ縄を作った。出来上がったしめ縄は、その日のうちに本殿や鳥居に飾られており、参拝者を出迎えている。
しめ縄は、神前や神事の場に張る縄で、不浄なものの侵入を禁ずる。神社だけではなく、お正月には一般宅の玄関や門戸にも多く飾られる。
同志会は、氏子によって1993年頃に結成された組織。今は約50人が所属している。職人が作ったしめ縄を飾る神社が多いなかで、鈴鹿明神社では同志会が毎年奉納している。
しめ縄作りは、稲を育てるところからスタート。同志会では入谷の田んぼで餅米を春から育てており、収穫した稲の藁が材料として使われる。今年は12月8日に、しめ縄に下げる俵形の飾りを作っていた。13日は、約30人が作業。わらを丹念に編み、横幅約5・5mのしめ縄を完成させた。
本殿と鳥居のほか、神輿殿・参集殿・御神木にも、同志会によるしめ縄が飾られた。
野口会長は「今年も無事に奉納できました。この伝統は私達の世代だけではなく、子や孫まで受け継がれて欲しい」と話した。同神社の古木普総禰宜(ねぎ)は「毎年奉納していただき感謝しています。これからも続けてもらえれば」と話すとともに、「参拝される方にも、同志会の方々によってしめ縄が作られていることをより知って欲しい」と呼びかけていた。
しめ縄は、来年12月まで1年間飾られる。
![]() 同志会のメンバー
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