遠藤市長のもとを表敬した
第50回さくら祭り中央大会が４月15日に憲政記念館（東京都千代田区）で開かれ、座間市から「新生さくら道」の会（坂本文彦会長＝写真右から５番目）が２０１５年度さくら功労者として表彰された。功労者は、同大会を主催する「日本さくらの会」が毎年選出しているもので、さくらの植栽や愛護、研究などの振興事業に功績があった個人・団体が対象となる。
「新生さくら道」の会は相模が丘を拠点に活動する市民団体。２００８年６月に設立され、小松原交差点近くから北側に延びる「仲よし小道」の整備やそこで開かれるイベントの企画運営を担当している。緑道には64品種、約２２０本の桜が植えられており、毎年４月に開催される「さくら祭り」の会場としても親しまれている。毎月第３日曜には「相模が丘朝市」（主催＝同実行委員会）が開かれ、多いときには地域住民５００人が集まるいこいの場として知られる。
表彰では、前身である「相模が丘さくら保存会」時代からの長年にわたる小道再生や、種の保全性が評価につながった。
遠藤市長を表敬訪問
受賞を受け20日、同会が遠藤三紀夫市長を表敬訪問した。坂本会長が臨場感たっぷりに受賞を報告すると、遠藤市長は「市民が立ち上がり、ＮＰＯ化して動きを作った。まさに事業化の模範例では」と述べ、長年の労をねぎらった。
坂本会長は「大会50回の節目に表彰して頂きありがたい限り。活動に協力してくれている方々にも、改めて感謝したい」と話した。
生まれ変わった緑道
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