戦争を知らない子どもたちに、平和の尊さを改めて考えてもらおうという勉強会(主催/座間市原水爆禁止協議会)が8月5日、D&C!座間市役所店で開催され、市内在住の小中学生とその保護者などおよそ60人が参加した。
テキストやアニメーションによる学習と、戦争体験者から当時の様子を聞き、戦争と平和への理解を深める。この日は、「市原爆被災者の会 ひまわり会」の会長で、3歳の時に広島市で被爆した田村良夫さん(74)が講演。被爆当時の惨状や、そこから始まった被爆者に対する差別などの話に、参加者らは聞き入っていた。また、戦中食の体験として、麦飯おにぎりとすいとんが振る舞われた。
初めて勉強会に参加したという大内俊矢君(中学2年)は「田村さんの話が印象的で、講演後には被爆者への差別について細かく教えてくれました」と振り返り、「社会から核爆弾が無くなるには若い世代の力が必要だと思うので、これからも勉強していきたいです」と抱負を話していた。
![]() 田村さんから原爆の話を聞く参加者
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