8月から10月までケニアに派遣されていたキャンプ座間内の陸上自衛隊第4施設群の隊員が、座間の大凧文化を同国に伝えて交流を図ろうと、ケニア軍兵士や日本語学校の生徒たちに凧揚げを指南した。
PKO(国連平和維持活動)の一環として、道路整備などに使う重機の操作を指導するため、同国を訪れていた自衛隊。同群の任意団体「曹友会」が、市大凧まつりに参加している縁から現地での凧揚げを企画、市大凧保存会(近藤昭夫会長)に製作を依頼した。
持参したのは、「座間」や「凱風」という文字が描かれた40cm四方の凧。滞在期間中に隊員らは、保存会から学んだという掲揚方法を、現地の人々に指導した。陸上自衛隊第4施設群第1科によると、凧が空に舞い挙がった瞬間、引手たちから大きな歓声が上がったという。
近藤会長によれば、保存会が作った凧が外国で揚げられるのは初になるという。「座間の凧が、日本とケニアの友好に貢献できて嬉しいです」とコメントした。
![]() 「座間」の文字が大空に
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