キャンプ座間にある陸上自衛隊第4施設群(吉春隆史施設群長)は2月9日、災害時に車両が通行できない場所に橋を架ける「自走架柱橋架設訓練」を相模川グラウンド近くの土手地で行った。同様の訓練は、市内では初めて。
この訓練は、静岡県駒門駐屯地の第364施設中隊が6台所有する10tトラック相当の「81式自走架柱橋」を用いたもの。演習場とは異なり、実戦に近い「生地」で行うため、貴重な機会だという。県央地域で訓練地を探していたところ、座間市と河川事務所の調整で折り合いがつき実現した。
訓練では、車両に積まれた導板を水平に繰り出し、架設を行う。河川では水深4mまで可能で、1台あたり10m、連結すると最大60m架設することができる。東日本大震災でも実際に使用されており、河川などで車両が通れるようにすることで、物資運搬を迅速に行うことができるという。
当日は自治会長8人をはじめ、市役所や警察、消防関係者ら約50人が見学に訪れた。隊員が訓練の概要を説明した後に訓練が行われ、およそ15分で10mの架設が完了した。
吉春施設群長は「演習場とは異なった場所でできるのはありがたい。地域の理解を得ながら、自治体と連携していけたら」と話した。
来年度末 座間へ移駐
第4施設群は災害時、県央16市町村を管轄。2017年度末を目途に、81式自走架柱橋を所有する第364施設中隊が移駐する予定だという。見学に訪れた遠藤三紀夫市長は「初めて見たが、短時間できびきびとした訓練だった。相模川を有する県央に移駐してくれるのはありがたい。万が一の時に連携できるということが、減災・防災には必要」と意義を語った。
![]() 見学者に訓練概要を説明する吉春施設群長(右)
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