来月開催される全国大会への出場を決めた、座間市を拠点に活動する小学生女子バレーボールチーム「HAND TIGERS(ハンドタイガース)」(佐久間真琴代表)が2月10日、市役所を表敬訪問した。昨年、再結成後に全国制覇を果たしたチームが、再び全国の頂点を目指す。
ハンドタイガースは、昨年12月に開かれた「第14回全国スポーツ少年団バレーボール交流大会」の神奈川県予選に出場。1セットも落とさず完全勝利で出場42チームの頂点に立ち、3月に開催される全国大会への切符をつかんだ。同チームは昨夏、第36回ファミリーマートカップ全日本バレーボール小学生大会で、神奈川県勢初となる優勝に輝いた強豪だ。
同チームには、市内在住の選手7人を含む約20人が在籍している。今回市役所を訪れたのは佐久間代表のほか、チームを代表してキャプテンの中尾朱夏さん(東原小6年)、東川美沙季さん(同)、友田茉那さん(相模野小6年)、守瀬紗羽さん(同)の4選手と保護者。教育委員会の金子槇之輔教育長と土屋寿美教育部長に県大会優勝と全国大会出場を報告した。
金子教育長は「8月に優勝の報告をもらってから半年、また全国大会出場を決めて素晴らしい。座間の代表、県の代表として良い結果を残してほしい」とエールを送った。これに対しキャプテンの中尾さんが「今まで練習してきた成果を出して、もう一度日本一になれるよう頑張りたい」と意気込みを見せると、各選手それぞれ大会への抱負を話した。佐久間代表は「11月の関東大会では調子を落としていたので、そこから立て直して優勝できたことは嬉しい」と話していた。
チームワークで日本一目指す
現在、大会に向けて調整を続けており、佐久間代表は「かなり厳しい練習を積み重ねている。昨年の優勝を思い出して今回も勝ちたい」と意欲を見せる。大会は3月25日から28日まで福井県の福井市体育館などで開催され、全国都道府県の予選を勝ち抜いた48チーム(開催県は2チーム)が出場し熱戦を繰り広げる。
優勝まではリーグ戦を経て決勝トーナメントを勝ち抜かなければならない。「夏の大会でも経験しており、チームワークで乗り切りたい」と佐久間代表は話した。
同チームは、前身のチームがメンバー減少などにより大和市のチームと合併したが、昨年4月に6年ぶりに再結成し、僅か4カ月ほどで日本一に輝いた。
![]() 優勝しメダルを獲得した選手=昨年12月
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