市内15店舗が加盟する「座間市蕎麦商組合」(瀬川清光組合長)が、学業成就や開運を祈願する「七福節分そば」を、今年も2月1日(木)から3日(土)にかけて販売する。
組合員によると、江戸時代には縁起物とされる「年越しそば」を、2月3日の節分に合わせて食べていたそう。旧暦では、立春(2月4日ごろ)の前後から新年が始まるとされていたためだという。この風習に着目した組合は、福豆や恵方巻きと並ぶ験担ぎ商品として定着させようと、2012年から「七福節分そば」を企画している。同じような品を取り扱う個店はあるものの、組織で取り組んでいる例は珍しいという。
同商品には、曲がった腰や髭が老人を連想させることから長寿の象徴とされる「海老」、「先を見通す」という意味を込めたハスなどが使われている。価格は800円(税込)。専用の黄色ののぼりを掲げた加盟店で取り扱う。
今月22日には組合員が座間神社を訪れ、そば粉の祈祷を受けた。このそば粉は、加盟店に配られ、商品に利用されるという。組合員は「開運を願ったそば粉でそばを作ります。ぜひ各店のそばを食べて下さい」と呼びかけている。
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