今日からできる 連載【4】 まいにちロコモ予防
厚生労働省の国民生活基礎調査(2013年)によると、要支援・要介護になった原因の約25%が、運動器の障害によるものだった。骨や筋肉の衰えによって起こる「ロコモティブシンドローム(運動器症候群、通称ロコモ)」を防ぐにはどんな運動があるか、井上整形外科(入谷)の井上浩院長に聞いた。
「今週は、片脚立ちを紹介します。バランス力を高める運動で、転倒予防に効果があります。目を開いて両脚で立ち、片方の足を5〜10センチ程度上げ、1分間維持します。手の位置は特に定められていませんが、安全のため、すぐにつかまれる机や椅子、手すりの横などで行います。これを左右で1日3回ずつ行うと、転倒率が約3分の2に改善したという報告がありますので、頑張りましょう」
|
|
|
|
|
|