座間ロータリークラブの会長に就任した 今井 均さん 小松原在住 60歳
「出会い」紡ぎ奉仕の道へ
○…小学1年生へのランドセルカバー寄贈や、都南自動車でのママチャリフェスタなど、様々な奉仕活動に従事する「座間ロータリークラブ」。入会して6年目となるこの7月、会長に就任した。「やってみたいことはいろいろある。子ども向けの支援に力を入れたい」と力強く語る。ママチャリフェスタで行う自転車交通安全教室もその一環。スタントマンによる交通事故再現も披露される予定で、「事故の怖さを目の当たりにしてもらえたら」と話す。
○…東京都出身。内装業の父の背中を見て育ったが、高校卒業後に選んだのは料理人への道。都内のフランス料理店で修業を積み、海外修行の話が来ることもあった。それでも結婚を機に内装業へ飛び込むことを決意。25歳で起業した。地域活動のきっかけは、東中学校のPTA会長を務めた際の出会いだった。「地元の名士が多い」というイメージを抱いていたロータリーは、「人間性が豊かで『自分もそうなりたい』と憧れる存在が多かった」。日々奉仕活動に汗を流すようになった。
○…田んぼと畑での農作業が趣味。夏はトウモロコシやスイカの収穫を控えており、農機も自分で乗りこなす。「作る楽しさを知った。休みの日はほとんど家にいませんよ」とにこやかに語る。今年8月には台湾からの留学生をホストとして自宅に迎える。本業を生かし、「家をリフォームしましたよ」とにんまり。
○…現在、会員数は15人。「人数が足りない。仲間をつくりたい」と危機感を募らせる。同クラブは、来年50周年を迎える。「形式ばっておらず、年齢が離れていても仲良く助け合えるのが座間ロータリーの良さ。普段体験できないような出会いがたくさんある」。新たな仲間を求め、リーダーとして魅力を発信していく。
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