意見広告・議会報告
県政報告 魅力体験で座間ファン増を 神奈川県会議員 芥川かおる
神奈川県議会の平成30年第2回定例会が7月11日まで行われ、一般質問を行いました。質問は【1】地域活性化に向けた「さがみグリーンライン自転車道」の活用、【2】大規模災害時における消防の受援体制の強化、【3】米軍基地との交流・協力など県民の安全・安心についての3点で、様々な角度から知事・県執行部に提言も行いました。今回はその中から「『関係人口』を意識した移住促進の取組」についてご報告します。
ふれあいが繋がり生む
人口減少は地域経済の規模縮小だけでなく、深刻な人手不足を生みだしています。多くの自治体が移住促進などの事業を行っていますが、観光や移住でカウントされる人口ではなく、地域の様々な魅力に引き寄せられ、関わりを通じてその地域に愛着を持ち、交流を続けている人たちを『関係人口』と言います。地元のイベントや伝統行事、農業体験などを通じて地元の人たちと交流し、週末などを利用して何度も訪ねてきてくれるようになります。こういった結びつけを事業の拡大により、訪れる人が増えれば消費活動も活発となり、地域活性化にも繋がります。
この関係人口を意識した移住促進の取組を県に質すと、知事は移住を考えている方の不安要因には人間関係に関することが多くを占めていることから、事前に地元の方たちと交流を深めてもらい継続的に地域との関わりを持つことが移住に対して大切であり、県として成功事例などの情報を市町村と共有して積極的にサポートしたいと答弁しました。
先日、私の田んぼで行った田植えに地元の学生のほか県外から学生も参加し、地元の農家の方に指導してもらいながら、座間の自然を満喫しました。「都心から1時間くらいで農業体験ができ、この眺望はすごい」「癒される。稲刈りもしたい」という感想も頂きました。来年も学生との農業体験を行い、地域の魅力を発信します。
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![]() 30人以上が集まり、田植えを体験した
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