絶対に負けられない戦いが始まる。女子サッカーチャレンジリーグの大和シルフィード(加藤貞行理事長)は、なでしこリーグ2部昇格をかけ、9月2日(日)から優勝決定プレーオフに挑む。目指すは1位通過での2部自動昇格だ。
大和シルフィールド負けられない戦い
プレーオフは地区リーグ(EAST、WEST)の各上位2チームによる総当たり戦。EASTリーグ1位のシルフィードは9月2日(日)にJFAアカデミー福島(WEST2位)とのホーム戦を皮切りに、8日(土)にアウェーでFC十文字(EAST2位)と、15日(土)には、WESTリーグ1位のアンジュヴィオレ広島とホームで最終戦を戦う。岡森香沙音キャプテンは「今年はホーム戦が2回あるので、ぜひ会場で熱いご声援をお願いします」と呼びかける。ホーム戦は両日とも大和なでしこスタジアムで午前11時キックオフ。観戦無料。
プレーオフでリーグ全体1位になると自動的に昇格できるが、2位は2部下位チームとの入れ替え戦に回る。シルフィードは今年、EASTリーグを優勝し、3年連続でのプレーオフ進出。しかし一昨年は2位で入替戦に敗れ、昨年は3位で惜しくも昇格を逃している。藤巻藍子監督は「今季前半はなかなか勝利できなかったが、リーグを通して成長できた。2部昇格は簡単ではないが、シルフィードに関わる全ての方々へ感謝の気持ちを形にするため全力で闘いたい」と力を込めた。