NPBガールズトーナメント2018全日本女子学童軟式野球大会が8月9日から13日、愛媛県で行われ、座間ビーバーズの近藤由唯さん(中原小6年)が神奈川県代表として投打にわたって大活躍。初となる全国制覇に貢献した。
セレクションを経て県代表「YAMAYURI」のメンバーに選ばれた近藤さん。全試合3番打者として出場し、センター、投手、ショートの3ポジションを任された。
「緊張があった」と語る三重県代表との初戦を、8対1と快勝した神奈川代表。愛媛県代表との2回戦は近藤さんが先発し、6回2失点の好投。打線も繋がり、8対4で勝利した。
大阪府代表との3回戦は、序盤に4点のリードを奪われる苦しい展開に。それでもセンターを守っていた近藤さんは、「ベンチのみんなノリノリで、負ける雰囲気は無かった」と振り返る。6回に同点に追いつき、タイブレークの末5対4とサヨナラ勝ちを収めた。
沖縄県代表との準々決勝でマウンドに上がった再び近藤さん。1失点完投で、2対1と勝利。続く準決勝はセンターで出場し、青森代表を15対3で下した。和歌山県代表との決勝は、5回からマウンドへ。「とにかく楽しかった」と終始笑顔で快投を続け、3対2で勝利。胴上げ投手となった。
近藤さんは大会を通じて、打っては打率3割8分9厘、投手としては16回を投げ自責点2、防御率1・13と大車輪の活躍。「球が遅くてもコントロールが良ければ抑えられる。嬉しかった」と喜ぶ。「声だしが元気なチームほど強いと感じた。学んだことを自分のチームに持ち帰って、引っ張っていきたい」と話した。
![]() メダルを手に笑顔
|
座間版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|