津金幸男代表取締役（右）と善雄常務取締役
神奈川県はこのほど、ものづくり産業の発展に貢献している企業を顕彰するため「平成30年度優良工場」として９工場を表彰した。座間市内から株式会社ツガネマシーン（津金幸男代表取締役／栗原）が選ばれた。
同社は機械部品加工、破砕機の製造、建設機械のメンテナンスを行う企業で、機械部品加工は単品加工を得意とし、多品種少量生産体制で多様な二次加工を行っている。設計図なしでも部品を製作することができる技術力や定期的な設備投資により、他者との差別化を図っている。
他社メーカーの機械が不具合を生じた時も、機械を分解し、故障した部品を探し出し、それを新たに図面化して一から部品を製造するなど、高い技術力が評価された。また破砕機も破砕する物や工場の大きさなどを考慮して、オリジナルを製作している。
社長と奥さん、息子さんの３人と３人の従業員。今年の夏には息子さんが二代目として会社を継ぐ。二代目の津金善雄常務取締役は「要求されたものをより使い勝手よく提供できるように今後も技術を磨いていきたい」と抱負を語った。
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