おはようのタッチ、ひまわりみたいなスマイル、メタセコイアの木。
相東小の日常や風景がふんだんに盛り込まれた50周年記念ソング。作詞・作曲を手掛けた、市内在住のシンガーソングライター・加々美亜矢さんは、「大きくなった時に相東小を思い出すきっかけや、親になった時に自分の子どもに相東小のことを話すきっかけになれば」と願いを込める。
「純粋な子が多い」。他校での勤務経験がある教員や相東小出身の友人に話しを聞き、相東小のイメージを膨らませ、子どもたちから寄せられた“相東小らしい言葉”を紡いだ。結果、詞にはあいさつ運動やひまわりの栽培に取り組む“相東っ子”の姿とともに今も昔も変わらない四季折々の風景や相東小ならではの風景が散りばめられた。
作曲に取り掛かった時、最初に浮かんだのは「しっとりとしたバラード」だった。一方で「小学校の記念ソングだから…」と元気なアップテンポなものも制作。最終的にはバラードが採用された。加々美さんは「子どもたちが歌うので、おしゃれになりすぎないように、でも、抑揚がないのも…」と苦労したと笑う。
幼い頃からエレクトーンに親しみ、シンセサイザーに憧れを抱いていたという加々美さん。シンセサイザーを作る仕事に就こうと、大学では電子情報工学を専攻し、卒業後は音響機器メーカーに就職。たくさんの“音楽好き”に出会い、その縁からはじまったシンガーソングライターとしての活動はまもなく20年を迎えるが、「自分が作った歌を子どもたちに合唱で歌ってもらうのは初めてだったので、今回のお話をいただけて本当にうれしかったです」と笑顔。
相東小にかかわるあらゆる人の思いをのせた記念ソングはきっと永く歌い継がれることになるはずだ。
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