昨年プロ野球の横浜ベイスターズ(加地隆雄代表)にドラフト3位で入団した安斉雄虎選手(19・新田宿出身)。本紙は座間初のプロとなった安斉さんに来季の意気込みなどを聞いた。
2軍での登板機会も増えてきた昨年5月。「少しずつプロのレベルをつかんできた」が、イニング数が徐々に増えてくると大量失点を経験するなど戸惑いも増えた。長身の右腕が繰り出す直球をプロの世界で生かすには「変化球が必要」と感じた。
今ではチェンジアップ、カーブ、スライダーを投げ分ける。「ようやくこの世界でやっていくための下地ができてきた」。昨年8月には2軍で初勝利。昨季は勝ち星を4個積み上げた。
シーズン終盤の球団売却騒動には「自分がすべきは野球に集中すること」と動揺はない。チームの中心選手だった内川聖一選手の移籍について「本当にお世話になった方なので残念。内川さんが抜けた穴は大きいですが、日ハムから森本稀哲(ひちょり)選手も加わるので気持ちを切り替えて強いチームを目指したい」と前を向く。
来季は登録名を安斉雄虎から「雄虎」に変更する。「自分から球団に申し出たんです」。同期の筒香内野手や加賀投手らが1軍の試合に出場するなか、2軍でシーズンを終えた悔しさを払しょくする決意だ。
「まずは2軍でしっかりやって、早く1軍で投げられるよう少ないチャンスをものにしていきたい」と語る安斉さん。「座間という素晴らしい土地が自分を育ててくれました。来季こそ1軍登板し、白星を座間の皆さんにお届けしたいです」
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