「ひまわりフェスタ」のテーマソングを歌うシンガーソングライター 加々美 亜矢さん 座間市在住 38歳
「思いっきり歌いたい」
○…作詞作曲を手掛けた「おひさまの花」を披露する「ひまわりフェスタ」は、座間市での初ライブ。市商店会連合会の歌詞募集に応募し、作曲、歌も担当することとなった。プロジェクトが進むにつれ「責任の重さ」を感じたという。ひまわり畑を子どもと歩いたことを思い出し「つらいことがあっても、ひまわりのように太陽に向かってまっすぐ成長してほしい」と、子どものいる家族に共感できる歌に仕上げた。歌で座間を盛り上げ、「住んでいてうれしいまち」を目指す。
○…音楽好きの父親の影響で、5歳でエレクトーンを始めた。シンセサイザーに憧れ、電子機器の製作を学ぼうと工学部の大学に進学。在学中はバンドをかけもちし、ボーカルを担当。音楽教室に通い作詞や作曲を学び、学園祭やライブに夢中になった。また、学業でも研究に没頭し、卒業後は(株)オーディオテクニカへ就職。仕事の傍ら音楽活動を続け、2001年にオリジナル曲のネット配信を始めたことがきっかけとなり、アーティストとしての活動を本格化させた。2007年には、テレビアニメ「武装錬金」のエンディングテーマの作詞と歌を手掛けた。
○…綾瀬市で育ち、5年前に座間へ。夫と1歳と5歳の子どもと暮らす。職場で出会った夫とは、ネット配信した曲がきっかけで意気投合。「音」へのこだわりや音楽への理解もあり、自宅にはスタジオも。子どもとのお菓子やパン作り、ピザなどの料理が気分転換。また、毎年家族で国内外を旅行するそう。これからの楽しみは自宅のガーデニング。
○…「歌っているときは自分であって、自分じゃない」ことが、音楽の魅力だという。大学時代にジャニス・ジョプリンの歌声に衝撃を受け「上手い下手ではなく、気持ちを全身で表現し、迫力ある歌をうたいたい」と思いは熱い。子育てと両立し「今できる範囲で、自分の支えとして」音楽への情熱を発信し続ける。
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