ざまりんが木像に 栗原中央 黒澤さんが寄贈
市役所1階エレベーター前に木彫りのざまりんが登場し、注目を集めている。
高さ約170cm、体重およそ58kgにおよぶというこの木像。市内栗原中央在住の黒澤耿介(こうすけ)さんが制作し、今月6日、市に寄贈した。
黒澤さんは4年前から趣味で木工細工を始め、清川村内のクラブにも所属。年間20〜30の大小様々な木工作品を生み出している。
昨年11月、かねてより交流のあった市観光協会の星野勝司会長から「木の温かみを持つざまりんを作ってはどうか」という助言を受け、制作に着手。新歌舞伎座のひのき舞台に秦野の木材が使用されたというニュースを聞き、秦野市で木材を調達した。
この「ざまりん」は1本のスギ木材から頭部・腕・胴体・頭の花びらを切り出し、組み合わせる形で作成された。黒澤さんによると、制作期間は約3カ月。中でも木材の割れを防ぐ加工や表情作りに苦戦したといい「ようやく完成したか、という思い」と語った。
ざまりんの木像は市役所1階エレベーター前、プロボクサー井上尚弥選手応援コーナーの隣に展示されている。
問合せは市観光協会【電話】046・205・6515。
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