座間市国際交流協会の新会長に就任した 木村 功さん 入谷在住 72歳
つき動かすのは、責任感
○…「市民と外国籍の方々の架け橋」――。そう表現する座間市国際交流協会の会長に、4月27日付で就任した。目標に掲げるのは、外国人が座間市民と同じレベルで、安全・安心・安定した生活ができるように支援すること。地震国・日本で過ごす心得や身を守る方法を指導する防災訓練などに取り組む。また、胸に抱いている夢が1つ。座間市役所となりのふれあい広場で、盛大な国際フェスティバルを開くことだ。「各国のブースがずらりと並ぶ。そこで、市民と外国籍の人が交流できるイベントを行えたら」とアイデアを膨らませている。
○…国際交流協会に加え、ゴルフ・卓球・バドミントン・ボーリングの団体の長を務めている。代表を務める機会が多いが、実は「シャイ」な性格。「集合写真の時は後ろか端っこが良い。真ん中は嫌」とおどけた様に笑う。それでも役職を務めるのは、16年にわたり座間市議会議員を務めた経験が大きい。「公職の立場にいた者として、少しでも地域の役に立ちたい」。そんな責任感がある。
○…議員になったのは、日産自動車(株)座間工場(現/座間事業所)に勤務していた1988年のこと。出馬を持ちかけられた時は、驚きと戸惑いがあった。「ポスターが貼り出され、自分の顔が街中に出る。それが怖いと思った」と当時の心情をそう振り返る。議員時代は、自分を飾らず正直に生きる「自分流」を貫いた。議長も務めた16年間は、「色々な人に支えられた、貴重な時間だった」
○…趣味はドライブ。1カ月の走行距離は平均1千Km。訪れる場所は季節で様々だが、さくらんぼやぶどう狩りが楽しめる甲府がお気に入りの1つ。23歳で結婚した奥さんとは、来年金婚式を迎える。奥さんによると「自分のことより、人のことを大事にする性格」。議員時代も含め、外出する機会の多い自身を支えてくれる奥さんは「頼りになる」存在だ。
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