座間市おやじ連合会の2代目会長に就任した 鈴木 健二さん 西栗原在住 42歳
好奇心が育んだ親父の輪
○…小・中学校に子どもが通う父親などが集う「おやじの会」。座間市おやじ連合会は2013年に立ち上がった連合組織で、市内8校の父親たちがスポーツ大会などを通じて、肩肘張らず、ゆるりと楽しみながら交流を育む。2代目会長就任も、食事の席で「次は鈴木さんね!」と気軽に打診されて決まったという。「上に立つのは苦手なのに…」と、就任決定の瞬間を振り返る。
○…「どこにでも顔を出します。何でも体験しないと、良いか悪いか分からないですからね」――。好奇心旺盛で、興味を持ったことには、壁を作らず、まずは一歩を踏み出す。座間に移り住んだ2004年には、地元の「中栗原第3自治会」に入会。今や副会長を務めるまでになった。おやじの会では、娘が通う中原小学校の「中原小おっちゃん会」だけでなく、立野台小学校やひばりが丘小学校など他校の活動にも参加する。軽快なフットワークで、面白そうなことを見つければ何処へでも。気付けば仲間が自然と増えていた。「皆でワイワイやるのが好きなんです」とニンマリ。
○…活動を理解してくれる妻と娘の3人住まい。平日は都内のITコンサルタント会社で働き、休日は地域活動に精を出す。いま熱中しているのが、携帯ゲームソフト「Monster(モンスター)Hunter(ハンター)」。ゲーム上の仲間と協力しながら、巨大モンスターに立ち向かうアクションゲームだ。前作は近所の子どもたちから戦い方を教わりながら進めたそう。新作のプレイ時間は500時間を超えており、「今度は私が教える番」と息巻いている。
○…2代目会長として構想しているのが、市外の団体との交流だ。近隣市はもちろん、「全国おやじサミット」への参加も検討している。「まずは動けるだけ動いていきます」――。会長になっても、その身軽さは変わらず。持ち前の行動力と好奇心で、「おやじ」たちと歩んでいく。
|
|
|
|
|
|