キャンプ座間に勤務し、市公民館サークルで英語を教えるアービン・ローレンスさん(51/愛川町)が、ウルトラマラソン走者・関家良一さん(48/相模原市南区)が挑戦中の「東北チャリティラン」に自転車で伴走している。「トモダチ作戦」への感謝を伝えるため米軍施設を巡りながら、今月3日から19日までに約1100Kmを走破する計画だ。
※8日起稿
日本滞在歴約30年のローレンスさん。キャンプ座間の児童青少年スクールの仕事に携わっている他、同館で月2回活動中の英会話サークルで講師を務めている。
ウルトラマラソン走者として有名な関家さんとも、英会話を通じて知り合った。「走ることで、『震災を忘れないで』と世界中に伝えたい」――。発災5年に向けて関家さんが構想していたのは、米軍による救援活動「トモダチ作戦」の謝意を伝えながら、関東・東北を巡るチャリティランだった。このアイデアを関家さんから打ち明けられたローレンスさんは、「自転車で一緒に走る」と支援を決意。2人は昨年夏頃から準備を進めてきた。
「トモダチ作戦が始まった」という米軍海兵隊キャンプ富士(静岡県)を3日に出発。4日にはキャンプ座間を経由して市内を通過した。11日は陸上自衛隊仙台駐屯地内で黙とう。また、寄せられた義援金を使い、震災孤児を支援する仙台市のNPO法人に自転車などを寄贈する予定。最終地点は米軍三沢基地(青森県)で、19日に到着予定。現在地はHP(http://www.tohokucharityrun.org/ja)で確認可能。ローレンスさんは「行く先々で様々な物語に出会い、心に響く事もあると思う」と話した。
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