自衛隊支援を目的とする「全国防衛協会連合会青年部会」の研修大会が、11月18日と19日に県内各所で開かれ、2日間でのべ500人が参加した。主管は、座間市民有志などが中心となって昨年に設立した「神奈川県防衛協会青年部会」(溝渕信一会長)。
防衛協会は自衛隊主催の行事協力や、隊員激励などを行う組織。日本各地の都道府県で組織されている。青年部会の研修大会は会員の資質向上を図るもので、今年は神奈川が主管地。また、今回は東部地区防衛協会青年部会連絡協議会の研修も兼ねている。
18日は海老名市のホテルで式典が行われたほか、防衛大学校(横須賀市)の國分良成学校長が講演。また、ヴァイオリニストの赤星鮎美さんと、陸上自衛隊東部方面音楽隊が演奏を披露すると、会場から大きな拍手が送られた。19日は、防衛大学校の開校祭や学生による模擬訓練、護衛艦などを見学した。
研修大会の終了後、溝渕会長はスローガン「誓いあう、相模の国で防響(ぼうきょう)のこころ」について触れ、「(18日の)演奏が素晴らしく、『防響』の言葉の通り響きあうように、会員の防衛意識が高揚したと思います。そして、自衛隊への更なる支援の想いを、神奈川の地で新たにしました」と手ごたえを感じていた。
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