総合スーパー「ピアゴ座間店」(入谷)を運営するユニー・ファミリーマートホールディングス(株)は11月21日、(株)ドンキホーテホールディングスとの資本・業務提携に基づき、全館リニューアルすると発表した。同店は来年1月上旬に休業し、3月中旬に「MEGAドン・キホーテ」と組み合わさった店舗へと業態転換する予定。
同店は1980年にユニー座間店としてオープン。2009年に現在の名称となり、総合スーパーとして長く市民に親しまれてきた。
契機は、今年8月に両社が締結した資本・業務提携。若者層の集客をめざすユニーが、ドンキホーテと協力し、両社のノウハウを結集して店舗運営にあたることがねらいだ。
店舗内容は現在協議中だが、ユニーの担当者は「生鮮食品などは、これまでの品揃えをベースにしたい」と語る。その上で、生活用品から雑貨まで幅広い品を扱う「MEGAドン・キホーテ」の業態を取り入れる。
同店は来年1月上旬に休業し、3月中旬にオープン。日程は決定次第店頭や同店ホームページで告知される。店舗名は1月頃に発表予定で、両社名を踏まえたダブルネームになるという。
惜しむ声も
同店へ愛着を持っていた近隣住民は多く、惜しむ声が上がっている。座間在住の住民は、「足が無い高齢者にとって、無くなったら困ってしまう」と重要性を強調。「時間が空けば行っていた」と語る近隣施設の職員は、「どんな店になるのだろう」と、新店舗への不安と期待が入り混じる。
ユニーの担当者は「食品含め、今まで以上に価格でもご満足いただけるよう、改装いたします。引き続きよろしくお願いいたします」とコメントした。
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